比較的名の知られていない本作品だが、後期作品の中で、『ドラえもん』作品全体の神髄に迫っている名作であると思う。あらすじを紹介した後、それについて考察する。
単行本:「てんとう虫コミックス『ドラえもん プラス』」第5巻第21話(最終話)
大全集:第13巻第66話
アニメ化:2005年、2009年「45年後……未来のボクがやってきた」
▲以下ネタバレ注意!
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【最終更新:2023.5.6】
記事「国際情勢の今後を『予想』する作業にどれほどの意味があるのだろうか」を公開
比較的名の知られていない本作品だが、後期作品の中で、『ドラえもん』作品全体の神髄に迫っている名作であると思う。あらすじを紹介した後、それについて考察する。
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衆議院選挙結果に対する総括
先月31日、日本で第49回衆議院議員総選挙が執行されました。結果は、自由民主党が単独での絶対安定多数(465分の261議席)を確保したということで、自公連立政権の快勝と言えるでしょう。一方で、与党からは甘利明幹事長や桜田義孝元五輪相の小選挙区落選、そして石原伸晃氏らの落選比例復活なし、野党からは小沢一郎氏や辻元清美氏の落選(小沢氏は比例復活)など、大物議員がやられるという展開が相次ぎました。
選挙の争点は、菅前首相の辞任によって新たに就任した岸田首相に対する評価や、自民党と公明党の連立政権による今までの感染症対策の是非など、今までの選挙と比べると、「政権選択」の色合いが強いものとなっているようでした。おおまかに言えば、「自公vs立共社」の構図でしたが、野党側においては、立憲民主党と日本共産党との間の溝をどれくらい埋められるかというのが、不安定要素として存在しており、それについては自民党など与党陣営から批判をかなり受けました。
多数派がいつも正しいとは限らない、それはいつだって 小学校の算数の授業で、アナログ時計は一日に何回長針が短針を追い越す(=重なる)かという問題が出されたという。選択肢は、21回、22回、23回、24回、25回の5つであった。 当然ながら、答えは22回である。算数的なテクニックを...