2022年8月28日日曜日

中国と日本の政治問題をめぐる遠藤誉氏の記事の書き方への疑問【未来ノートコラムB・第12回】

SNSに書こうと思ったが、長くなりそうなのでウェブログの方に記すことにした。

Yahoo!ニュース個人(遠藤誉):旧統一教会が牛耳る「日本の選挙の民主」と「中国の民主」_中国「わが国は民主的だ」世界ランキングで1位

まずはこの記事を読んでほしい。

満洲で生まれ、中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授を務め、中国や世界情勢を巡る国際政治の諸問題を研究する遠藤誉氏は、この記事において、日本の国内の政治問題と中国の政治問題をグローバルな調査を元にして、最終的に旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合、以下通称「統一教会」)と関わりが深い状態にあった日本の政治や選挙システムを批判している。

2022年8月23日火曜日

バリヤーポイント【ドラえもん傑作ファイル・第15回】

個人的にいちばん欲しい道具の一つであるのが今回紹介する話に登場する「バリヤーポイント」。本当に滑稽な展開です。

●基本データ
初出:「小学三年生」1982年12月号
単行本:てんとう虫コミックス『ドラえもん』第31巻第13話
大全集:第13巻第33話
アニメ化:1983年、2016年

▲以下ネタバレ注意!

2022年8月13日土曜日

三点忌食

親鳥は、産んだ卵の上に座って、雛が孵るまでそれを温め続ける。それを親鳥の子鳥に対する愛情だとかいうのは誤りだ。実際は、親鳥は卵の上に座すことによって体が冷えて気持ちいいからそうしているだけなのだと言われている。繁殖期になると、親鳥は胸から腹にかけての羽毛が抜け落ち、そこは裸の状態になる。そうなると親鳥は自然にそこの部分=抱卵斑を何か冷たいものに当てたくなる。それで卵が温まるのは結果としての話だ。

というか、これは進化の結果である。繁殖期になると、抱卵斑が形成され、そこでひんやりさを求めてそこを卵に当てる種しか生存してこなかったのだ。あくまで、親鳥がこうした形で卵を温めるのは、遺伝子に刻み込まれたプログラムに過ぎないという訳だ。

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多数決文化との決別【未来ノートコラムA・第12回】

多数派がいつも正しいとは限らない、それはいつだって  小学校の算数の授業で、アナログ時計は一日に何回長針が短針を追い越す(=重なる)かという問題が出されたという。選択肢は、21回、22回、23回、24回、25回の5つであった。 当然ながら、答えは22回である。算数的なテクニックを...

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