2022年6月6日月曜日

【オンラインドラえもん百科事典作成構想 第2報】

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先日、私は「ドラえもんのすべてを網羅した百科事典を作成して公開したい」という目標を発表したが、具体的な計画が定まりつつあるのでひとまずここに記しておく。

まず、私は自分のアカウントで同じGoogle管理のブロガーに下のようなウェブログを新たに開設した。

オンラインドラえもん百科事典 原稿ストック

Webページの名前からも分かるように、取り敢えず私はこの「ドラえもんの百科事典」を将来的にWeb上の公開にしようかなと考えている。ただ、今私は一からドメインを取得したり、あるいはホームページをHTMLなどを使って自分で自由にデザインするなどという能力はない。また、中途半端なものも当然やりたくない。だから、まず最初にこのページを準備段階として開設した。

百科事典の形式をどうするかという問題の前に、もう百科事典の記述を書いてしまおうと思った。百科事典の文章を考えてから、これをWebページとして編纂していこうと考えている。

ではどのように「ドラえもん」の事柄を百科事典という形で記述していくのか。


実は今私の手元には原作も、もちろんアニメも、完全に読み、あるいは視聴が出来る状態にはない。つまり、そもそも私の確保しているドラえもんの作品が網羅されていない状態なのだ。だから、何かある一つの事柄に対して、百科事典の原稿上で、複数の作品に渡るような抽象的な記述をすることが出来ない。

そこで私が考えたのは、「ファクシミリ方式」と呼ばれる百科事典の作り方だ。簡単に言えば、「コツコツと百科事典を作る」ということ。

ドラえもんには1339話の作品がある(大長編含む、管理人調べ)。そして私がその第1話(『未来の国からはるばると』)を読んだとしよう。そうしたら、私はそこで読解した、ドラえもんとは何者か、のび太はどんな性格の者なのか、のび太の将来は本来ならどうなるはずだったのか、『未来の国からはるばると』とはどんなあらすじの話なのか、など分かったことをとにかく叙述していく。ここで書いていいのは、『未来の国からはるばると』で分かったことのみだ。

一般に、のび太の両親、特に母親(玉子)は、一人息子ののび太に厳しいことで知られる。しかし、『未来の国からはるばると』では、のび太を二人ともとても甘やかしている様子がうかがえる。だから、百科事典の「野比玉子」の記事では、「一人息子ののび太を溺愛しており、甘やかしている」などと記述する。

そして、『未来の国からはるばると』内で判明した事実の記述が終われば、次の話の『ドラえもんの大予言』の中で、百科事典に出来そうな事実を読解し、記述していく。それが終わったら、『のび太が強くなる』を……と続けていき、最終的に『のび太のねじ巻き都市冒険記』までその作業をやっていけば、完了ということになる。

その過程で、登場人物の設定にも変化が現れる。例えば、上述した玉子の例で言えば、原作初期から前期になってのび太への態度が厳しくなっていく。だから、そのような兆候が見られ始めたら、先ほどの「一人息子ののび太を溺愛しており、甘やかしている」という記述の修正を検討する、というようにして、百科事典の内容を更新していくというのだ。

これが、私の「ファクシミリ方式」だ。こうすることで書くべき事実を満遍なく、そして漏らさず掲載できる。


ご想像の通り、とんでもない作業時間がかかりそうだが、やるしかないと思っている。幸いにも、私には意外と時間の余裕がある。一日一日少しずつでも時間を割ければ、作業が完了する時はいつか来そうだ。

ただ、この作ろうとしている事典は「ドラえもんのすべてを網羅した」ものだ。「ドラえもんのすべて」とは、『ドラえもん』の原作漫画作品に留まらない。つまり、テレビアニメやら映画作品やらその他のことについても記事で取り上げていこうという方針だ。

取り敢えずはまず原作を網羅したい。テレビアニメは収集が非常に困難なことが予想され、恐らく自分の力ではほぼ将来にわたっても無理だと思っている。時は経つばかりだからというのもある。となると、もうこれは人伝に「情報」を収集していくという方針になりそうな気がする。まだこの先の展望は難しい。

(2022.6.6)

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